【以下「ななめ」からの続き】
息子が突然、大声で騒ぎ立てた。まったくうるさいヤツだ。この大事な記念日に。

「ぼくはマリア様にみてもらいたいんだ。ぼくには祐巳たんがそばにいないと…、この世は萌えだ!萌しと書いて「きざし」と読むんだ!祐巳たん、萌しハァハァ、萌し!ボクの学校には「萌し」という名の絵画がある。ハァハァ。萌えとは「きざえ」と読むに違いない」

息子が狂ったように叫んでいると、これが後頭部をかちわった。息子は静かになったが、部屋中が息子の血もとい精液まみれになった。

「はやくマリア様に会わせろ!」「逢わせろ!」「アワセロ!」

息子の血の精子が口々に怒鳴り始めた。このまま大声で叫ばれ続けては、隣人に聞かれてしまい私が社会的に国連安保理に付託されかねないので、仕方なく息子の精子3億匹と共にマリア様に会いに私立リリアン女学園に向かった。

到着すると、すでにそこにはプレリで3−1してきたアルクェイド・ブリュンスタッドたんがあまりに自慰的なプレリデックで遠野志貴をめっためたにいじめていたので、3億匹が果し合いを申し込んでいた。アルクたんはこれを受け1匹1匹とドラフトを始めたので大変長い時間がかかってしまったが、私たちは全自動お掃除マシンにフィルター掃除されてしまったのでこの世から塵ひとつ残さず消滅してしまった。

帰り際、道に迷わないように道に精子を1つずつ残して道しるべにしてきたので、スムーズに帰ることができた。しかし家ではこれが室外機とななめドラムとで回転対決をおっぱじめており、家の中は激しい武装勢力のテロと空爆でゆっくりオナニーする暇もない。

「やっぱりこれから2次元より1次元だよね〜、萌し!」

息子がまた何かぼやいている、そういえば息子はもうすぐテストじゃなっかたっけ。

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WAO

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